最悪な日々 パートⅠ

人生長く生きていると色々な事があるがこのひと月は60年弱生きている中で最悪な日々であった。

最近トイレの回数が気になるくらいに頻繁になりまた、残尿感がかなりあり勇気を出して泌尿器科に行った。

先日の大腸検査に続いてまたもやと思いつつ妻が行くようにうるさいので渋々言った。

泌尿器科は初めてであったので敷居がかなり高かった。

何となしほかの疾病で来ていると思われるのが嫌であった。

また、待合室が病原菌の巣であるように見えてきて手に触れるのが~~~~

順番が回ってきて診察室に入ると異様に明るい先生で看護師さんはおばさんであった。

少し気が楽になった。

症状を伝えると前立腺肥大の疑いがあるので先ずは薬を飲んでくださいとのこと。

念のために癌検査もしておきましょうと血液検査を行った。

私は下着を脱いで見せなければならないのかと思っていたので比較的新し下着を割いていったのだが、その必要はなかったようだ。

血液検査の結果は一週間後と言われていたので何も気にせずにしていた。

痛くも痒くもないので安心しきったいた。

本日結果を聞きに行ったのだが、まあ何もないだろうと安心していた。

先日同様泌尿器科の敷居は高かった。

入るところを会社の人間に見られたらなんて言い訳しようかと考えていたぐらいだ。

何故言い訳を考えなければならないのか不思議な気持ちである。

順番が回ってきた診察室に入ると先日の明るい先生が検査の結果癌マーク値が癌を示していますよって元気よく言われた。

え~~~ うっそ~~~ ほんとですかって言ったら先生曰く確率20%やから5人に一人の確率ですからってあっさり言われた。

目の前が真っ暗になったが、心配しなくていいですよって~~~~

なんでやねん!

心配するやん~~~

今度MRI検査行ってください。その結果影あれば癌決定ですって~~~

これってドッキリカメラか~~~

なんでそこまで明るく言えるのだろうか?

診察室を出るときに先生は、前立腺癌は治りますよって言ってくれたが~~~

癌になってほしいんか  あんたは~~~

取りあえずMRI検査に行くことになった。

いやだいやだ!